わきがとはズバリ病気ではなく体質!原因や改善方法、手術の相場まとめ

わきを気にする女性美容関連

わきがって初めて聞いたんだけど何?
わきがについてちゃんと理解して対策をしたい。

そんな声にお応えします。

小学4年生でわきがを発症した私が、当時欲しかった情報を調べ上げてまとめています。

具体的には

  • わきがのメカニズム
  • わきが発症の原因
  • 改善方法(手術の相場/市販でできる対策)

といった内容をご紹介します。

改めて調べてみてわかりましたが、わきが(特に改善方法)について幅広く紹介してくれるサイトはほぼなく、何十サイトも渡り歩く事になりました。(複数の手術の紹介はあっても、市販の対策が載ってなかったり、逆もまた然りです。)

なので、このサイトではいろんなサイトを渡り歩かずとも、わきがの概要が掴めるようにしています。

概要を掴んだ上で、気になる項目のみ詳しく調べていただければと思うので、最低限の情報を簡潔にお伝えします。

わきがとはズバリ病気ではなく体質!

まずわきがとは、「わきの下などから特有の臭気を発する体質」を指します。
あくまで体質であり、病気ではありません。お酒に弱いとか、冷え性とかと同じです。

ではわきがになる人とならない人は何が違うのかというと、「アポクリン汗腺」の数が違います。

アポクリン汗腺は、脂肪酸やアンモニアなどの老廃物を含む、ベタベタした汗を分泌します。
これがわきがの臭いの原因となります。

わきがは生まれつき発症しているわけではなく、アポクリン汗腺が第二次性徴期に増殖することや、生活習慣によって分泌される成分が異なることなどから、歳を重ねる中で発症します。

わきが発症の原因は大きく3つ「遺伝・性ホルモン・生活習慣」

わきが発症の原因は大きく3つです。

  • 遺伝:両親または片方の親がわきがの場合、遺伝する可能性が高い。
  • 性ホルモン:第二次性徴に関わるホルモンで、アポクリン汗腺を活発化させる。
  • 生活習慣:偏った食生活や過度な飲酒・喫煙、ストレスなどが原因になることも。

生活習慣以外は正直どうにもなりません…でも誰も悪くないので、本人も周りの人も「わきがは体質なんだ」と割り切って誰も責めないで欲しいです。

原因はどうにもならないことが多いですが、わきがを改善する方法はあります。まだ諦めないで!



わきがを改善するには?手術or市販対策

わきがを改善する手段は大きく二つです。

  • 手術でアポクリン汗腺をなくす(切開orマイクロ波or注射)
  • 清潔な生活を心掛ける(市販の制汗剤の使用、わき毛の処理など)

それぞれもう少し詳しく説明します。

手術でアポクリン汗腺をなくす(切開orマイクロ波or注射)

手術には大きく3つあり、簡単に特徴をまとめるとこんな感じです。

  • 保険適用の切開手術:4万〜5万円で格安/効果が永続的/絶対安静期間が必要/傷が残る
  • マイクロ波照射(通称ミラドライ):保険適用外で20〜40万円程度と高額/効果が永続的/傷が残らない
  • ボトックス注射:3万円〜で格安/効果が持続しない/傷が残らない

注意点としては、未成熟の子供は手術をしても意味がない場合があります(成長途中の子供はアポクリン汗腺が術後に増えてしまう可能性が高いため)。

わきがの症状は軽度から重度まで様々なので、どれが適しているかは人にもよると思います。

傷が気になったり、費用が高かったり、個人的には手術の壁はまだまだ高いかなという印象です…。

高く感じる費用も長期的に見れば、何十年も市販の制汗剤を買うよりはお得な場合もあります。

清潔な生活を心掛ける(市販の制汗剤の使用、わき毛の処理など)

清潔な生活を心掛ける具体的な例としては以下の通りです。

  • 毎日お風呂で汗を流す
  • 汗はこまめに拭く
  • 制汗剤を使う
  • わき毛を剃る

毎日お風呂で汗を流したり、こまめに汗を拭くといったことが当たり前のことが、意外と重要だったりします。

わき毛はアポクリン汗腺からの分泌物などが付着して細菌を育ててしまう場合があるそうなので、剃った方がいいでしょう。

私は手術ではなく市販の制汗剤で対策をしてきて、色々試行錯誤した末に今ではほとんど臭いが気にならなくなりました(よっぽど汗をかく場面以外では)。

個人差もあるのは承知の上ですが、私のおすすめの制汗剤はデオナチュレ ソフトストーンです。

詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、気になる方は併せて読んでいただければと思います。
個人的に編み出した対策などもまとめています。
わきがで悩むすべての人へ【市販でできる!超おすすめ対策アイテム】

まとめ:わきがは改善できる!

「わきがはあくまで体質であり、改善する方法はあるんだよ」と。

私がお伝えしたいのはそれだけです。

わきがへの理解が深まり、わきがを取り巻く環境が少しでもよくなりますように。

(参考サイト例:浜口クリニック(大阪)わきがの情報サイト

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